石巻に帰ってきて、早くも二週間。
鬼のような荷物がやっと人に見せられる程度に(?)片付き、心に少し余裕が生まれました。
それまでは、引っ越し経験6回以上のわたしは、毎度の行政手続きやらバタバタ。
それに今度は、営業許可も取り直しての作業もありで、
再開…とはいうものの、また0からの出発に等しいものがあります。
物置と化していた店内を手入れするごとに、6年前に営業していた頃の風景が蘇ってきます。
地元の大工さんに大きいところ、細かいところをいろいろ作ってもらったり、
かなり満足する店内になってきました。
「雑貨・茶ろん もも」の看板は震災まで営業していたときのものです。
先日、それを外し、新しい看板枠を設置しました。
そして、去年の6月には出来上がっていた、
穀雨茶房ももの看板用の帆布もやっとこの度、日の目を見そうです。
栃木県黒羽にある、
1804年創業の『紺屋』さんに作っていただいたものです。
酒屋さんにあるような感じでとリクエストをし、
素晴らしい品にしていただきました。
地元の藍で染め上げた、本物の品です。
作っていただき、光栄でありがたく。
大事に大事に、この看板ととも育ててゆきます。
店に対する愛おしさが、さらにこみあげて来る毎日です。
オープン予定は、きっと、五月のゴールデンウイークは過ぎる予感がします。
ゆっくりで申し訳ないですが、頑張ってまいりますね。
『黒羽藍染 紺屋』
200年以上もの藍染の伝統的な技法を守り続け、
現在、若き店主の八代目、小沼雄大さんに引き継がれ、
新しい感性とよき伝統文化が絶妙にマッチした作品を展開。
現在、日光 星野リゾート界の客室でも紺屋さんの作品の部屋があります。
インテリア、服、生活小物等も充実し、雰囲気とともにわくわくする
素敵な店舗を構えています。
栃木県大田原市黒羽向町88
0287-54-0865
10:00~17:30