日々、栃木での暮らし、自然がありつつも不便がないこの環境には申し分がなく、快適に過ごさせて頂いております。
しかしただ、唯一苦手なものがあります。
雷・・・・・・。
そう、那須から大田原、宇都宮にかけてどうやら雷さまがちょいちょいお通りなさる道らしい。
本当に雷は苦手です。
宮城に居た時は雷はめったになかったのですが、栃木に来てからは夏の間は頻繁にあり(少なくても自分にはそう思える)
それだけは勘弁してもらいたい。
先日の大きな雷でも、娘が怖がって無理にブレーカーを落とし、それから暫くネット環境の不具合が生じたり、
重ねて、大学の提出物の期限も迫りかなりスリリングな期間を過ごしました。
薬膳を学び直し早一年。
学ぶ上での中国哲学の基本思想のひとつに「天人合一」(てんじんごういつ)
という言葉があります。
大自然と人間を❝宇宙❞ととらえる観念から、人体も同じく❝小宇宙❞としてとらえている。
このことから、❝自然界で起こる様々な現象は、人体にも同じく起こりうる❞
という思想です。
ならば、雷は自分にとってなんであろうか・・・・と思い巡らす。
はい、ビールでも嗜みながらまったりと。
今、学んでいる中医学、薬膳の世界は知れば知るほど奥が深く、
深い森の中を彷徨っているような感じです。この例えはネガティブなものではなく、
むしろバックパックを背負いながら、キャンプをしながら薬膳の森を楽しく散策しているような気分です。
自然も人間も宇宙という単元の中のひとつに過ぎない。
その中で人は日々暮らしている。
個々の身体は生きて動いている。
いつかまた再び、自分の言葉で感じたことを伝えることができたら。
ふだんの暮らしに寄り添える『くらし薬膳』として今後活動できたらと思っています。