去る5月18日晴天の日
満員御礼にて『里山ツアー たけのこデー』を開催、無事終了させていただきました。
この企画は、「みんなおいでよ!まるで遊園地のような赤間の里山へ!」のタイトルで
今年の1月にクラウドファンディングを立ち上げ、
お陰様でたくさんの皆様から応援いただきました経緯があり、開催させていただきました。
当日は、あかま里山農園の敷地にあるたけのこの里にて、たけのこ掘りをしました。
そしてみなさんでそれぞれ、たけのこご飯を入れるためのマイ竹筒を作っていただきました。
竹筒作りは初めてという方がほとんどでしたが、のこぎりを巧みに使っていたようでした。
食事、スイーツ担当のチームももが竹筒にご飯を入れ、炭火焼き担当男子スタッフが炊き具合を調整。
約40分くらいで美味しいたけのこご飯が出来上りました。
その後、ちょっと小高い丘までの里山散歩。
眼の前に広がる絶景を前に、シートを広げてピクニック。
赤間さんちのおばあちゃんの手作りのたけのこのおかず、そしてももがこの日の為に考案した、
たけのこのパウンドケーキなどテーブルいっぱいにお料理が並びました。
眼の前の景色、美味しい空気も最大のご馳走のひとつとして
ご褒美の美味しいたけのこづくしのお料理と、スイーツをご堪能いただきました。
ちびっ子スタッフが事前に里山に生えている朴葉(ほうば)の葉っぱや蕗の葉っぱを採ってきてくれたので、
それをかわいいお皿にしてお腹いっぱいいただきました。
今回の開催の目的でもある、農園主の赤間さんの想いは、
「里山の良さを知ってもらいたい、そして自然の野菜のおいしさ、こうして野菜が採れるということ、
大地のエネルギーを蓄えた魂のこもった野菜を身体に入れて、本来のあるべき自然を直で感じてもらうこと。
そして、ここに気軽に来ていただき里山と交流してもらいたい」ということ。
この日開催した「たけのこデー」にご参加してくださった皆様には
あかま里山農園の魅力が少なからず伝わったのではないかと思います。
当日ドローン撮影も行い「里山大好き人間」を増やすべく、プロモーションビデオも現在制作中です。
人が生活する集落を取り囲むように存在する雑木林や竹林、農地、水田、溜池などは里地里山と呼ばれていて、
全国にたくさんこうした里山があります。
しかし、その多くは荒廃されたところもあり、赤間さんのように私有里山として綺麗に管理されているところはほんの一握りだと思います。
人の手が入り、管理されているとはいえ、鹿などの獣害に脅かされているのも紛れもない事実です。
野菜、作物などを生産しながらも一方では経費をかけ、人知れず地道にそれと戦っているのも知っております。
里山の森林は再生産と持続的な利用が可能な潜在資源として、あらためてその役割が見直されていくでしょう。
今回のイベントを通して、
里山の魅力を知っていただく小さなきっかけができたらそれはとても嬉しい事です。
野菜を直で自分で採ってそれを食べるだけでも、生きた課外授業だと思います。
わたしも今後もっといろんなことを知ってみたいとワクワクしております。
最後になりますが、あらためてクラウドファンディングでの応援、
そして今回のイベントでご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
※当日の詳しい様子がこちらにも掲載しております。
*あかま里山農園のリンクはこちら*