いつか目にしていながら手にする事ができず、
やっとあるカフェで出会ったこのはちみつ。
凛と佇む小瓶から無数の物語が醸しだされ、何もいわなくても伝わってくる。
そんな不思議な存在感の「トネノワ」さんの国産はちみつ。
和紙で施されたラベルの帯も触れるたびに心地よい。
キャップを開けるたび、こころ踊る。
百花蜜の芳醇であたたかな優しい香り。
口に含むと濃厚でありながらもクセがなく、滑るように喉を潤し花の香りで満たされる。
その纏った衣装の静かなる主張をけっして裏切らない。
今ではわが家の食卓シーンではなくてはならないほど、愛しいはちみつとして居てくれます。
一匹のミツバチが一生かけて採取できる蜜はわずかティースプーン一杯分だそう。
つくづく自然界の恵みと巡りに感謝。
トネノワさんのコンセプトにあるように「すべては自然の循環の中に」である。
先日、トネノワさんからのお誘いで、今後の新しい展開になる予定だという畑の農園主さんと共に農園見学をさせて頂き
生産者としてのいろんな「思い」を聞く。
たくさんの陰ながらのご苦労があり循環している。
わたしもこれからの店作りにおいて、確かなものに出会うための手間は惜しみなく。
つたえ手として、きちんと知らなければいけないことなのだと腑に落ちる。
トネノワさんとの出会いに感謝。
ひとつのはちみつが繋げてくれたご縁。
そんな愛おしいはちみつを当店でも扱わせていただくことになりました。
ぜひ、素敵なトネノワさんのサイトもご覧になってみて下さい。